犬の迎え方ガイド〜犬を飼いたいと思ったら〜

2024.11.11

  • ペット

犬の迎え方ガイド〜犬を飼いたいと思ったら〜

犬は数ある動物の中でも、私たちにとって非常に身近な生き物です。
愛くるしい犬の姿を見ていると、「おうちに迎えてみたい!」と思う方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、犬を迎え入れる方法と迎え入れる犬たちの特徴をご紹介いたします。どこから、どんな犬を迎え入れるか、ぜひ参考にしてみてください。

犬をおうちに迎える方法

犬をおうちに迎える方法

1.ブリーダーから犬を迎える〜犬種が決まっている人におすすめ〜

迎えたい犬の種類がすでに決まっている場合には、希望の犬種のブリーダーに相談してみましょう。インターネットのブリーダー検索サイトや、ブリーダーの公式サイト、SNSから連絡できます。 ブリーダーから犬を迎える場合は、繁殖場を見学できることもあり、対面しながら犬の性格や個性を踏まえたうえで検討できます。ブリーダーは繁殖のプロのため、犬種に合った飼育方法を詳しく教えてくれるでしょう。

2.ペットショップから犬を迎える〜すぐおうちへ迎え入れたい人におすすめ〜

最も一般的なのがペットショップです。
ペットショップでは数多くの犬を取り扱っており、その犬の性格や習性をよく知っている店員さんがいるので、店員さんとしっかりと話を聞いてからお迎えするようにしましょう。
ペットショップでお迎えするメリットとしては、購入したその日におうちへ迎えられたり、その場で必要に応じてペット保険に加入できるお店も多いです。

3.保護された犬を迎える〜犬の里親になるには〜

保護された犬は、里親サイトや保護犬カフェ、譲渡会などで出会えます。ペットショップや動物病院でも里親募集を行っている場合もあります。
保護主によって譲渡条件が異なりますが、譲渡前にトライアル期間が設けられる場合もあり、実際に犬との相性を確かめることができます。ワクチン代や避妊・去勢代は犬を迎え入れる側が支払うことが一般的です。

どんな犬を迎える?〜サイズ別の注意点〜

どんな犬を迎える?〜サイズ別の注意点〜

小型犬を迎える場合の迎え方と注意点

小型犬は、ペットショップやブリーダーなどはもちろん、里親募集や譲渡会、保護犬カフェから迎えることができます。

小型犬は人気が高いため、出会える場も多くなっています。
そして、サイズが小さいため、ペット可の集合住宅でも飼いやすく、飼育頭数が多い分、専用のグッズやおもちゃの種類も豊富なのが特徴です。また、小さいため遠距離移動させやすく、旅行にも連れて行きやすいです。
しかし、体が小さい分、大きな病気になったときは麻酔量や手術が難しいため、獣医さんと相談しながら体に合った治療法を見つけていく必要があります。

主な小型犬

トイ・プードル、チワワ、マルチーズ、ミニチュア・ダックスフンド、 ポメラニアンシー・ズーミニチュア・シュナウザー、ヨークシャー・テリア、パグ など

中型犬を迎える場合の迎え方と注意点

中型犬は、ペットショップやブリーダーだけでなく、里親募集や譲渡会などでも出会うことができます。
小型犬とは違い集合住宅では飼育が難しいことがあったり、運動量も小型犬に比べると多いため、高齢者が面倒をみることは体力的に難しい面もあるかもしれません。

中型犬は、小型犬より麻酔量や手術が難しくないので、病気のとき、治療の幅が広がるでしょう。また、関節が丈夫で、大型犬や超大型犬よりも寿命が長めだという特徴も持っています。中型犬は小型犬よりも体が大きいため、その分フード代がかかります。

主な中型犬

ボーダー・コリー、ウェルシュ・コーギー・ペンブローク、シェットランド・シープドッグ、フレンチ・ブルドッグ など

大型犬を迎える場合の迎え方と注意点

大型犬は、大型犬専門のブリーダーサーチサイトや譲渡会、里親サイトなどで出会うことができます。

大型犬は優しい性格の子が多いため、他の動物や小さな子供とも仲良くなりやすいでしょう。
そして、圧倒的な存在感があるため、ダイナミックなコミュニケーションが楽しめます。

大型犬には老化が早く、寿命が短いという特徴があります。
また体が大きいので、特に集合住宅では飼うことが難しい場合も多いです。
もちろん食べる量も多いので食費もそれなりにかかることの覚悟が必要です。
さらに、運動量も多いので散歩の時間はたっぷりとってあげましょう。
また、体が大きいので、一緒に出かける場合は車での移動が基本になり、高齢になってからの介護にはかなりの体力が必要になるので飼育される場合はよく検討しましょう。

主な大型犬

ラブラドール・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバーシベリアン・ハスキー、スタンダード・プードル、ジャーマン・シェパード・ドッグ など

超大型犬を迎える場合の迎え方と注意点

超大型犬はペットショップでの取り扱いが少ないため、専門ブリーダーを探してみましょう。
まれに保健所や動物愛護センターへの収容や、里親募集がなされている場合もあります。

超大型犬は見た目からは想像できないほど、穏やかな性格をしている犬種が多くいます。
どっしりとした安定感が魅力で、他のペットや赤ちゃんに対しても優しい態度で接してくれるため、その点では比較的飼いやすい犬種だといえるでしょう。 ただ大型犬同様、超大型犬も飼育に体力が必要となりますので、子犬の頃にしっかりとしつけをしておくことが大切です。
また、当然ながら飼育には体の大きさに合わせた相応の場所が必要です。
おうちに迎える前には十分な飼育スペースを確保しておきましょう。

そして、一般的に寿命が短いと言われているため、日々のお世話や健康管理に気を配ることが重要です。

主な超大型犬

セント・バーナード、ニューファンドランド、グレート・デーン、グレート・ピレニーズ、バーニーズ・マウンテン・ドッグ、ボルゾイ など

犬を迎える時に必要なもの

犬を迎える時に必要なもの

犬をおうちに迎え入れる時に、最低限必要なものは寝床となるケージやベッド、ドッグフード、ごはんやお水を入れる食器、犬用トイレ、首輪やリード、おもちゃは揃えておきましょう。 そのほかにあったらいいものとして、爪切りやブラシなどのトリミング用品もあると良いでしょう

最低限必要なもの

・ケージやベッド
・ドッグフード
・食器類
・犬用トイレ(ペットシーツ)
・首輪やリード
・おもちゃ

あったらいいもの

・爪切り
・ブラシ
・トリミング用品(ハサミ、バリカンなど)
・キャリーバッグ

など

犬を迎えるときに必要な心構えとは?

犬を迎えるときに必要な心構えとは?

犬をおうちに迎えるときは、本当に一生をかけて大切にできるのかを、もう一度考えてみましょう。
例えば、結婚をして、子供が生まれたときでも飼育ができるのかなどとシミュレーションすることが大切です。

パートナーや産まれてきた子供が〜〜犬や〜〜犬アレルギーだったらどうするのか、転勤や引っ越しをしなければならないときでも連れていけるのかということも想像してみましょう。

動物をおうちに迎えるということは、命を守っていくということです。
特に、犬はしつけが必要な動物でもあるからこそ、飼い主さんは事前に犬の飼育に関する知識を学ぶ必要もあります。

不幸な出会いにしないために

不幸な出会いにしないために

犬との出会いを不幸なものにしないためには、自分が欲しいと思っている犬の性格や犬種ごとの特徴をあらかじめ学んでおきましょう。
動物は人間相手のように言葉が通じないからこそ、飼い主さんがよくその様子を観察して、気持ちを汲み取ってあげることが大切です。

犬を迎えたら考えてほしいペット保険のメリット

動物病院の治療費は思った以上に高額になりがちで気軽に通院できない…。そんな時、ペット保険に入っていれば負担が軽くなります。
大切な家族である犬がいつでも適切な治療を受けられるようにペット保険の加入も検討してみてください。

犬を迎えたら考えてほしいペット保険のメリット

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